「なぜかあの人はいつも人に好かれるな~。」そう思った経験はありませんか?
誰でも「人に嫌われたい!」という人はいないでしょう。
「できれば多くの人に好かれたい」と思うのが人の性ではないでしょうか。
調べてみたところ、人に好かれる人というのは共通してある特徴がありました。
その特徴とは!?
好かれる人の特徴について見ていきましょう。
人に好かれる人の特徴とは

人に好かれる人というのはどのような特徴があるのでしょうか?
今日から実践できることも多いので、特徴を一つずつ確認していき活かしていきましょう。
1. いつもニコニコしている笑顔な人
笑顔は非常に大事なポイントです。
いつも笑顔の人は魅力的に映るのではないでしょうか?
仏頂面の人と比べても好かれるのは明らかですよね。
自分が笑顔のときや相手の笑顔を見るとき【脳の働きが活性化】するそうです。
笑いは自らの脳の血流を促し、アルファ波を発生させます。
それにより脳はリラックスをするので、自分も相手もリラックス状態になるわけです。
また、笑顔には他にもいいことが盛りだくさん!
アメリカのペンシルベニア大学の研究によると「笑顔の人は、【親切】な印象を抱くと同時に能力が高い人に見える」という研究結果があるそうです。
明らかな作り笑顔は逆に不信感を与えることになることもありますが、自然体な笑顔はさまざまな良い印象を相手に与えます。
ずっと笑顔は難しいとしても、少しでも笑顔の時間を延ばすように心がけましょう。
2. 誰に対しても平等、人によって意見を変えない人
女性同士で「●●ちゃんって男の子の前だと露骨に態度変わるよね。なにあれ!」という会話をよく耳にします。
立場が変わると態度が変わったり、異性に対しては態度がコロッと変わってしまう人は好かれないですよね。
裏表が激しい人は、疑念を抱かれます。
「表ではいい顔しているけど、裏では私の悪口とか言ってるんじゃ・・・。」と思われることも。
誰かを特別扱いせずに、みんなに平等に接することは非常に重要なポイントです。
もちろん、上司に対して同僚と同じような態度で接しろという意味ではありません。
敬わなければいけない立場で変化する態度は礼儀ですので、また別の話です。
3. 自虐を言える人

【自虐】を言える人は好かれますし、相手との心の距離を詰めやすいです。
変なプライドを捨てて、どんどん【自虐】は会話に挟んでいっていいと思います。
相手を敬い、立ててあげることも重要ですが、自分を下げることによって相対的に相手を上げることが自然と出来る人は好かれます。
自虐を言うということは、自ら心の扉を開いている。つまり、【自己開示】をしていることになります。
自己開示することで相手との距離も自然と近くなり、好印象を持たれやすいでしょう。

ただ注意すべきは、自虐の言い過ぎによって「この人、ほんとしょうもないやつだな。」と思われないようにすることです。
考えてもみてください!
あまりにも失敗談などの【自虐】を聞かされたら「この人は本当に大丈夫なのか?」と思ってしまいますよね?
【自虐】の言い過ぎには注意ですので、ほどよい量で留めておきましょう。
4. 相手と自分が似ていると思わせる人
「この人、私と似ているかも!」という共通点を見つけたときは、やはり好印象ですよね。
相手との共通点をはっきりさせ、共有することで相手に好かれるようになりやすいです。
また、【ミラーリング】という効果があります。
通称、鏡の法則ですが「自分と同じ行動を相手がしていると好意を持つ」という人間の心理があります。
相手が水を飲むときに自分も一緒に水を飲んだり、映画などを見ているときに同じタイミングで笑ったりするのがミラーリングです。
これは意識的にやれば今日からでも出来るテクニックなのでぜひ実践してみましょう。
5. 聞き上手な人
「話し上手」な人よりも「聞き上手」な人の方が好かれますし、モテます。
聞いてくれるというのは、【自分を受け入れてくれている】と相手に認識させるので好かれます。
自分のことを受け入れてくれる人には何から何まで話したくなりますよね。
その結果、どんどん好印象が好印象を呼ぶことでしょう。
「聞き上手」になるための方法を下記にまとめてありますので、ご参照くださいませ。

6. 人の話を親身になって聞いてくれる人

他人のことなのに、自分のことのように親身になって聞いてくれるのは嬉しいですよね。
自分には関係ないことも、一緒に喜んでくれたり、一緒に励ましてくれたりするのは信頼につながります。
自分の話に対して、好奇心を持って聞いてくれるのは誰でも嬉しいはず。
相手が今日あった出来事を話しているときに、そのプロセスをまるで自分が体験しているかのように聞いていくようにしましょう。
「楽しかった」「辛かった」などの言葉で聞くのではなく、【疑似体験】しているように聞くのです。
そうすれば相手はあなたのことを深く信用し、好印象なイメージを持ちます。
話半分で適当に聞くのではなく、相手の話にのめり込むように聞くことを心がけましょう。
7. 人のせいにしない人
ベクトルを自分に向けられる人、責任感がある人です。
ものごとが成功したときも失敗したときも、さまざまな要因や原因があります。
同じ出来事が起こっても、「あいつのせいだ!」と考える人もいれば、「自分がああすれば・・・。」と考える人もいます。
考え方、捉え方ひとつで大きく印象は変わります。
なんでも人のせいにして自分を守ろうとする人が好かれるわけがありません。
人のせいにせず自分にベクトルを向けて、次に失敗しないように改善していける人が好かれるのは当たり前です。
どんなときも「自分自信にも非がある」という謙虚な気持ちで取り組んでいきましょう。
人に好かれる人が行っている習慣

人に好かれる人の特徴についていかがでしたでしょうか?
少しでもこれから意識して行動することができれば、多くの人に好かれるようになるはずです。
では次に、人に好かれる人が行っている習慣について見ていきましょう。
与えられる前に与えている
モノや恩について、人に好かれる人は共通して、与えられる前に与えていることが多いです。
ご馳走してもらったから、ご馳走をコチラもするという対応では普通の人と同じです。
『何かをしてもらう前に何かをする』ということがかなり重要であるといわれています。
心理学では、返報性の法則というものがあります。
相手に何かをされたら何かで返さなければと思う心理のことをいいます。
人に好かれる人はこれを自然とやっている人が多いです。
見返りを求めず、相手にいいことをし続けている人は、相手からしたら「なんていい人なのだろう…。」と勝手に株が上がっていきます。
与え続ける人は、信用が積み重なっていきます。
積み重なった信用は、大きな信頼に繋がっていくので人に好かれやすくなるというわけです。
相手の気持ちベースで考えて行動する
なかなか出来ないことですが、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先して考えることが出来る人は間違いなく好かれます。
普通の人は自分のメリットやデメリットで物事の判断をして行動をすることが多いです。
しかし、メリットやデメリットに捉われず、相手の立場に立って物事を考えて行動を選択できる人は好かれます。
「自分が一番」という考え方ではなく、相手ファーストな人を目指せば人は自然と寄ってきます。
利他の気持ちを持つということが大切です。
「相手のために何かをしたい」という気持ちは長く続きます。
しかし、「自分のために何かをしたい」という気持ちは短期的にしか続かないことが多いです。
相手のために行動が出来るようなそんなステキな人間になればあなたもすぐに人気者になるでしょう。
陰徳を積んでいる
人に好かれる人は、知らないところで陰徳を積んでいる人が多いです。
陰徳とは、人に知らせずいい行いをすることをいいます。
いい行いをすることはもちろん素晴らしいことですが、一番重要なのは誰かが見ているからやるのでなく、人が見ていない場所でもいい行いをしているかどうかです。
人が見ていないところでこそ、どのような行動をしているかが問われます。
また、知らないところで良い行いをしているところを、それを初めて誰かが見つけたときに爆発的な威力を発揮します。
あなたの会社の部下が、もし毎日朝早く来てトイレ掃除をやっていたことが後々になって気づいたとしたらどうでしょうか?
他の部下よりも一目置くようになるはずです。
損得で物事を考えずに、自然と陰徳を行っていきましょう。
感謝の言葉を伝えている
みなさん、感謝は言葉にして伝えていますか?
あなたは、態度で伝わっているだろうからわざわざ言葉にするつもりがないと思っていても、もしかしたら相手に感謝の気持ちは伝わってないかもしれません。
人に好かれる人は、しっかりと感謝を言葉で伝えています。
人は言葉にしなければ、相手の気持ちは分かりません。
勘のいい人なら伝わるかもしれませんが、なかなか相手の心は読めないのです。
だからこそ、しっかりと感謝の気持ちは伝える必要があります。
感謝を伝えることで、感謝の気持ちをお互いで共有することが出来るので信頼関係が高まります。
その結果、人間関係も上手にいきやすくなり、好かれるようになるわけです。
形から入って心に至る

学生の頃に、クラスの人気者に誰しもなりたかったはずです。
「みんなから好かれたい」というのは人の永遠のテーマなのかもしれません。
最初は形から入ればいいと思います。
人に好かれる人はこうやって行動するんじゃないか?こういう言動をするんじゃないか?
そうやって形から好かれる人のマネをしていけば、やがてそれが心にも至ります。
自分が相手のためにやったことが、相手の反感をかうこともあります。
好意でやってことが裏目にでてしまったり、コミュニケーションは非常に難しいです。
しかし、相手の立場になって考え行動し続ければ、いずれその思いは伝わるでしょう。
全員に好かれるのは絶対に不可能なので、好かれる人には好かれるし、嫌われる人には嫌われてしまいます。
しかし、好かれる人の範囲を広げることは可能なのです。
自分本位ではなく、相手の立場に立って考えていけることを目指しましょう。
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