家族や恋人、はたまた友達とどうやって心の距離を縮めたらいいのか悩んだことはありませんか?
初めて会った人と表面的に話すのは得意だけど、なかなか深くまで距離を詰めるのが苦手だという人は多いのではないでしょうか。
僕がまさにそうでした。
「周りの友人たちは、なぜそんなに簡単に距離を縮めることが出来るのだろう」と。
しかし、ある方法を使うようになって相手との心の距離を縮めるのが上手になりました。
それはすぐに使えて、なおかつ心理学者たちが効果があるといっているたった3つの方法なんです。
心の距離も縮まるし、絆も深まります。
メンタリストのDaiGoさんが紹介しており、非常に勉強になりましたのでぜひあなたも実践してみてください!
そもそも『心の距離が近い』とはどういう状態か

まず、心の距離が近いとはどういう状態なんでしょうか?
定義が分かれば、自分が相手と心の距離が近づいているか?絆は深まっているか?を測定できます。
心の距離が近い状態 = 心の周波数が合っている状態のことを指します。
「余計分からなくなったわ!」と思う気持ち、おっしゃる通りですね。
では、分かりやすくするために心の周波数が合っていない状態を見てみましょう。
・自分勝手に話したいことを話している
・相手が話を合わせてくれている状態
・建前ばかりで本音で話していない
上記のような状態のときは、心の周波数が合っていません。
心の周波数を合わせるには、逆の状態をおこなえばいいわけです。
・相手が話したい話をする
・相手が興味を持っている話をしている状態
・建前ではなく本音で話している
自分から歩み寄っていくことで、相手との心の距離はぐんぐん縮まっていきます。
では、その具体的な縮め方を1つずつ確認していきましょう!
1. 相手との物理的な距離を縮める

『心の距離は、体の距離』であると言われています。
『机の乱れは、心の乱れ』みたいなものです。
机がぐちゃぐちゃなのは、心がしっかりと整理できておらずまとまっていないことが原因のように、心に距離があるのは、体と体の距離があるからということが1つ言えます。
仲のいいカップルの距離は近いし、仲の良い友人同士の体の距離は近いですよね。
心の距離が近い人は必然的に体の距離も近づいていきます。
上記のように、普通だと『心の距離が縮まる ⇒ 体の距離が縮まる』という順序で縮まります。
しかし、逆の順序を取っても心の距離が縮まると言われています。
自分から相手との距離を詰めていくことで相手の脳に、「こいつとは仲がいいんだな」「一緒にいると楽しいんだな」と錯覚させることができます。
よくダイエットするときも『脳を騙せ』と言われますが、心の距離を縮めるのにも有効です。
脳を錯覚させることによってだんだん錯覚が現実になっていきます。
話す前には、あえて一歩近づいて話すことによって、相手に物事を伝えやすく絆も深めやすくなるのです。
1歩近づいてコミュニケーションをとる習慣を身につけましょう。
ただし、まだ関係が構築が出来ていない人に対していきなり距離を詰めると相手は不快感を感じますので徐々にということを忘れずに!
余裕があればサイコロジカルタッチ
相手との体の距離を縮めるのが慣れてきたら、サイコロジカルタッチをおこないましょう。
サイコロジカルタッチ:相手の好感を生む自然なボディタッチのこと
相手の肩や二の腕など、触れても問題がないところを触れることで相手との距離が0距離になり、一気に距離が縮まります。
ポンッと軽く触れる程度のタッチにしてください。
間違ってもネットリと触ったり、掴んだりすることがないようにしましょう!
2. 相手が言ったことを繰り返す

相手が言ったことをまず繰り返してから、自分が言いたいことを伝えることで心の距離は縮まります。





上記のように、相手の言ったことを復習しながら次の会話に繋げていくイメージです。
オウム返しのように、ただ相手の言ったことを繰り返すだけでは「本当に私の話聞いてる?」となってしまう場合がありますので、一言コメントは用意しておきましょう!
さらに相手の言ったことを繰り返して、さらに深堀りして質問をするのは相手の話すモチベーションをさらに上げることができるのでGOODです。

男女問わず、「楽しかった」「面白かった」「興味がある」「価値がある」と思うものを話すのは大好きですよね。
相手を笑わせるのが上手な人や、良く話す人に対して「話が上手ですね!」と言うことがありますが、実は「この人話が上手だな」と感じるのは、その人がどれだけ自分の話を聞いてくれたかによって決めているそうです。
相手がほとんどなにも話さなくても、楽しそうに自分の話を聞いてくれるだけで話し上手と考えることはよくあります。
女性がよく好きなタイプを聞いたときに答える「面白い人が好き!」というのは、芸人のような面白さを求めているのではなく、話を聞いてくれる人のことを面白いと思うのです。
だからこそ、合コンで「気になるあの子は面白い人が好きって言っていたから、盛り上げたる!」といって張り切って場を盛り上げてもモテないわけです。
心の距離を縮めるにも、話し上手になるにも、『聞き上手・聞き出し上手』になることが大切です!
3. 相手に自分の感情を伝える

相手に対して直してほしいところがあるときに、「あなたの●●なところ直した方がいいよ!」と命令してしまうことはないですか?
多くの人は、決めつけでモノを言ってしまうので、相手は反発して自分の権利を主張してしまうのです。
昔高校生の頃に、友人が変な噂のある女性と付き合ったとき、「絶対にあの女の子はやめた方がいい!別れた方がいいよ!」と周りの友人が助言しても別れたカップルはいますでしょうか?
僕の周りにはいませんでした。
一方的に「別れた方がいい!」と命令をすると、反発する気持ちで逆にその恋が盛り上がってしまい、より仲が深まるそうです。
ですので、命令をするのではなく感情を伝えることが大事なことがポイント!
「こうしなさい!」「ああしなさい!」ではなく、「こうしたら嬉しいな…。」と感情を伝えるようにしましょう。
これは、恋人も、友人も、職場での人間関係も一緒です。
上記のように感情を伝えることによって相手に「こうすればいいのかな」「こうすれば喜んでくれるのかな」「これが正しいのかな」と考える余地を与えることができます。
相手に自分の感情を素直に、やさしく伝えることで、二人の距離が縮まっていき長期的な信頼関係が築けます。
まとめ

おさらいをしていきましょう。
相手と心の距離を縮めるには下記のたった3つのことを実践するだけです。
1. 相手との物理的な距離を縮める
2. 相手が言ったことを繰り返す
3. 相手に自分の感情を伝える
意外と実践できていない3項目!
知っていることと、実践できていることは違うので、ぜひ3つの項目を意識して取り組むことで相手との心の距離を縮めていきましょう!
コメント