「上手く話したいけど、なかなか思ったように話せない…。」そんな経験はありませんか?
僕も元々緊張しいなので、話すのは苦手でした。
そんな僕でもあることをすることによって、みるみる会話は上達しました。
そのあることとは…会話のマニュアル化です!
何を話すのかをあらかじめマニュアルを作っておくことによって、何を話そうと迷うことが無くなります。
そして、決まったスケジュールがあるおかげで余裕も生まれます。
例えば司会進行をするとしても、トークスクリプトがあるかないかで全く安心感が違いますよね?
会話の実践をおこない、会話マニュアルを元に振り返り改善していくことが最も会話が上達していく方法だと言えます。
ではどのようにしたら会話がみるみる上達していくのかを具体的にみていきましょう!
会話上達のための手順を把握する
会話力は突如上昇するものではありません。
対人での会話を何度も重ねることによって、徐々に上手くなっていくものです。
しかし、ただ会話の回数を重ねていけばいいのか?と言えばそうではありません。
例えば、野球でも毎日やみくもにバットを振り続けたら、多少はバッティングスキルは上達していくでしょう。
しかし、そもそもバットの振り方が間違っていたら変なクセがついてしまい、逆に後々自分を苦しめてしまうこともあるかもしれません。
会話も一緒です。ただ会話をする回数を増やしても、それは上達した気になっているだけで、ただ空気が読めていない状態になっていることだってあるんです。
だからこそ、必ず会話のPDCAを回していくことが大事です。
そもそもPDCAとは何か

「PDCA」とは、「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」の4つの英単語の頭文字をとったもののことです。
「PDCAサイクル」とも呼ばれており、今回は会話をおこないながらその結果を振り返り、改善していくことを指します。
会話のPDCAは下記のように行っていきます。
「Plan=計画」
⇒自分なりの会話マニュアルを作成する。※慣れない間はなるべくマニュアルに沿って話す。
ロープレを行い、当日の会話の流れをおさらいしておく。
「Do=実行」
⇒実際に知らない女性と話してみる。※会話をする際、何を話したか振り返ることができるよう録音しておく。
「Check=評価」
⇒会話能力が高い人に録音した内容を一緒に聞いてもらい、良かったことと反省点を挙げる。
「Action=改善」
⇒次にどこを直していくかを決めて、会話マニュアルの更新やロープレを再度行っていく。
以上の流れに沿って会話を行っていくことによって、確実に会話は上達していきます。
今までなかなか結果が出なかった人は、めんどくさがらず実践してみることで圧倒的に会話スキルが身につくはずです!
会話マニュアルの作成をしよう

具体的な会話マニュアルを作成していきましょう。
ここは非常に重要なステップなので必ずおこなってください!
「仕事は準備が9割」という言葉がありますが、この言葉は会話も同じで「会話も準備が9割」なのです。
女性に対して何を話すのかを具体的にマニュアルに落とし込むことによって、落ち着いて話すことができます。
具体的に話す内容をあらかじめ準備しておくことが、会話上達のためのキーポイントとなります。
マニュアルを作成するときに気を付けることは、
①女性とどれくらいの時間会話するかをざっくりと設定する
②話の順序がおかしくないかを確認する
③自分の話ばかりではなく相手の話を聞く内容になっているか
以上のことに気を付けて作成をしてみましょう。
マニュアル作成は具体的にどうすればいいのかイメージし辛いとおもうので、下記の記事を参考にしてみてください。

⇒「独自の具体的なマニュアルを作成する」項目を確認!
まずはロープレを行い事前に会話の練習をする

知人や友人にお願いしてロープレを行ってみましょう。
ロープレとは、本番の前に本番を想定した会話の練習のことを指します。
ロープレを行ってくれる相手には、さまざまな設定で相手役をお願いしましょう。
<例>25歳看護師 女性 住まい:名古屋 趣味:ショッピング、映画鑑賞 テンション:高め
21歳大学生 女性 住まい:岐阜 趣味:野球観戦、ホットヨガ テンション:低め
上記のようにざっくりでいいのである程度女性の特徴を想定して話すようにしましょう。
ノリノリで話してくれる子もいれば、こっちに興味なさそうにテンション低く返答してくる女性もいます。
どのような状況でも盛り上げていけるようになっていくのがベストですので、さまざまなケースを想定してロープレをしていくと対話耐性が身に付くでしょう。
ロープレでは、以下の項目ができているかを確認しながら行ってみるとどれくらい自分ができているかわかりやすいかもしれません。
▼ココが出来ているか確認
・会話のテンポは適切か?早口になっていないか?
・相手の目を見て話せているか?
・相手に質問をされたら「あなたは?」と聞かれただけで終わらず質問し返せているか?
・顔はこわばっておらず、笑顔で話せているか?
・相手の話に相槌を打ち、正しいリアクションができているか?
・相手の話に対して「へ~」だけで終わっていないか?
上記の点を練習に付き合ってもらっている知人や友人にチェックしてもらいましょう!
【実践】実際に知らない相手と会話してみよう

会話マニュアルを用意してロープレも完了したら、ついに本番に挑んでみましょう!!
本番では、相手の女性がどこで笑っていたか、どこで言葉が詰まってしまい無言があったかなどを確認するためにも必ずスマホなどで録音をするようにしましょう。
ものすごく記憶力がよく、「自分で盛り上がったところ、気まずかったところはすべて覚えています!」という方は録音の必要はないかもしれませんが、会話をしているときに冷静にジャッジしながら会話をするのは難しいので録音しておくのが良いでしょう。
「知らない相手をどこで見つければいいのかわらかない!」という方も多いと思うので、下記を参考にしてください。


上記のようにHUBや街コンで女性と会話の練習をするのが一番難易度が低いのでオススメです!
実際に女性と話した会話内容を後で聞いてみる

現場で録音しておいた会話内容を後ほど聞いてみましょう。
コミュニケーション能力が高い人に一緒に聞いてもらいながら振り返るのがベストですが、都合がつかない場合は自分で聞いてみて改善策を考えるのも良いでしょう。
そのときに以下のように振り返ってみましょう。
相手がどこで笑っていたかを確認する
⇒会話のどこが良かったのかを理解して、それをいつでも再現できるように【お笑いパターン】を把握していく。
<例>相手のイメージを超えるパターン




上記のように相手の話に対して、相手が伝えたいイメージを超えたときに笑いが発生したとします。そうしたらこのパターンを別の会話でも応用していこう!と把握して、メモしておきましょう。
意識してパターンを覚えて実践していけば、自然と身についていくでしょう。
どこで沈黙してしまったかを確認する





上記のように相手の話に対して、無言になってしまい沈黙状態が続いた場合は【なんて返せばよかったのか】を考えていきます。
あのとき、「へー、そうなんですね。」って返してしまったけど、次回同じようなときがあったら返答はこうしよう!と案を出していきます。
✖「へー、そうなんですね。」
◎「ショッピングいいですね!最近何買われたんですか?もう秋物とか買いました?」
◎「映画いいですね!僕もよく見ます。最近はなんの映画を見られたんですか?」
同じような答えが返ってきたときに、次回の反省を活かして反応できるようにしていくことによって、会話能力はぐんぐん上達していきます!
実際に会話してみて、会話マニュアルのココが悪かったから変更していこう!と会話マニュアルを上方修正していくことによって、より良いテンプレートが出来上がっていくと思いますので、ガンガンPDCAを回していきましょう。
事前に会話に行く前に勉強しておきたい!という方は

会話方法を、もっと座学で学んでおきたい!
どのようなことを気を付けながら会話していくかをもっと勉強してから挑みたいという勤勉な方は、インターネット上のサイトや書籍などを参考にしてから実践に行ってもいいでしょう。
<勉強になったサイト>
会話術UPコラム
⇒特にステップ4の「好印象になるコツ」は非常に勉強になるでしょう。
Amazonレビューが高い会話上達本
話がはずむと、自然にあなたの周りに人が集まるようになります。本書では、どんな人とも話が止まらない80の秘訣をお伝えします。
<話が途切れても話題に困らない!>・その場所について話す ・とにかく相手をほめる
<会話が思わずはずむ!>・ 自分の弱みを見せる ・否定せずに質問する
<こんなしぐさで好印象!>・携帯には出ない ・身振り手振りを大きく
<相手を黙らせるNG会話>・話に割り込む ・重すぎる話題を選ぶ「会話が続かない」人のために、最低でも10分は相手と楽しく会話ができるテクニックを提供します。
▼ 仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか? (著者) 安達 裕哉
じつは「コミュニケーションがうまくいく」ためには暗黙のルールがあるのだが、多くの人は気づいていない。
・「伝わる」のは相手が聞きたいことだけ
・「知らないふり」をしたほうが会話はうまくいく
・知識レベルに隔たりがあるときは上手に「手加減」する
・「話が浅い」と感じる4パターン
・自慢話を聞いてもイラつかないで済む方法 ……etc.150万人の琴線に触れた人気サイト「Books&Apps」運営者が8000人以上のビジネスパーソンを見てわかった大事なこと。著者が実際に経験し、見聞きしたエピソードをもとにした、珠玉のノウハウ。
会話力上達のコツは相手といかに意識的に話すかどうか

最初にも述べさせていただきましたが、ただ会話の経験を積むだけでは会話力を上昇させるには難しいです。
人それぞれみんなあらゆるセンスを持っています。
会話力のセンスを最初から備えている人は、最初から会話をするのが上手だったり、ただ会話をしているだけでみるみるうちに上手くなっていく人もいるでしょう。
ただその人たちと比べて落ち込んでいるのはナンセンスです。
僕も周りのセンスを持った人と比べてイジけた時期もありました。しかし、自分の悲痛な運命にどれだけ嘆いていても自分の人生は変わりません。
なるべく年齢が若いうちに会話のPDCAを重ねることによって、会話力を磨いていきましょう。
少しずつでもいいじゃありませんか!
これからの長い人生、あらゆる人と関わっていきます。
会話をするのを苦手と思わず、経験と改善の蓄積によって会話することを得意に変えていきましょう!!
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