相手が自分に対して心を許しているか知りたいと思うときにあなたは何を参考にして判断していますか?
相手が表情や所作を見ても心を許しているか分かりづらい人なら、なかなかパッとみた印象では分からないかもしれません。
しかし、心の動きというのは手の動きに出ると言われています。
ポーカーフェイスで、心を許しているのか分かりづらい場合は手を見てみましょう。
手の位置や方向、触れている場所の意味を知っていれば相手の心の動きを推測することができます。
口説いているときも自信を得て、相手にアタックしたいものです。
手の動きからわかる相手の心の動きの見方も、そんなときの判断指標にしてもらえばと思います。
手の動きは心の動きを表している

相手が自分に心を許しているか確認する一番の方法は繰り返しになりますが、手を見ることです。
手の動きを制する人は、心の動きを制します。1つずつ確認していきましょう!
手のひらを見せる
人は信用している相手や、なんでも話してもいいかなと思う相手に対して、手のひらを見せます。
込み入った話や個人的な話をするときは、相手の手のひらが見える頻度が増えた時がねらい目です。
テーブルの上に手をのせている
テーブルの上に手をのせて右手と左手が離れている場合は相手に心を許している可能性が高いです。
ただその手が組まれていた場合は、あなたを警戒していたり不信感を持っている場合があります。
右手と左手が組まれていないことが心を許している条件です。
ちなみに、テーブルの上に出していた手を途中からひっこめたりした場合は、何か隠したいことがあったり警戒している可能性が高いです。
手を隠すことは心を隠すことと同じと言われています。
相手に対して『心の状態を隠したい』と思ったときに人は手を隠すのです。
手を持ち上げて組んでいる
普通に友人とリラックスして話しているときって、拳はテーブルについていると思います。
しかし、相手に心を許していないときは、手を組んでテーブルに接しないような状態にしていることが多いです。
上記のような状態の場合、相手はもし顔が笑っていたとしても不安を感じている可能性があります。
相手とトークによって、共通点を共感しあい、組んでいる手を話してもらえるよう努めていきましょう。
顔の同じ箇所を触っている
例えば、話しているときにずっと頬に手をおいて話していたり、ずっと唇を触りながら話していたりする場合は心を許している可能性が高いです。
上記のような所作が一番出やすいのは、親友や家族などの親しい人たちと話している場合です。
ずっと髪をいじったりしているときなども、心の底からリラックスをしている状態を指しますので見逃さないようにしましょう。
逆に嘘をついているときや、やましいときはあちこち触っている
リラックスをしている時はあちこち触ることはありませんが、嘘をついているときは至る所を触っていることが多いです。
セルフタッチといって、自分で髪や顔などの体の一部を触る動作は自分の心を落ち着かせるためにおこなっている行為。
「顔を触っていると嘘をついている」と世間では言いますが、嘘をつくから触るのではなく嘘をつくと緊張するから心を落ち着かせるために触ります。
相手が急に体のあちこちを触り始めたら、その言葉の箇所にやましいことがあるかもしれません。
やましいときに人は手の動きが早くなる
相手の心の動きは手の動きの速さに現れます。
焦った人や、まだ相手に対して緊張している人は身振り手ぶりが速くなります。
心が落ち着きなく動き始めるから手を速く動かすようになるそうです。
羽織っているカーディガンなどを脱ぐ
暑いから脱いだという場合もありますが、相手と心の距離が近くなるとカーディガンなどの羽織っている服を脱ぐケースがあります。
これは、纏っている心の鎧をはがすという意味が含まれています。
ちなみに仕事でも、このケースは活かすことができます。
心理学的に交渉が上手くいくタイミングは相手がジャケットを脱ぐタイミングだと言われているので、ジャケットを脱ぐという動作が交渉が上手い形にまとまるサインなので見逃さずに!
ジャケットを脱がずに進む話はまとまりにくいと言われています。
心理的にでる相手の所作を見逃すな!

もちろん、手の動きだけではないですが人の心の状態は、体の所作によってあらゆるサインが出ます。
そのポイントを見逃さず察知することが出来れば、相手に不快な思いを与えることも少なくなりますし、自分が自信を持って行動する指針になることもあります。
相手の心の動きを読むということは、自分のためでもあるし、相手のためでもあります。
誤解して突っ走らないためにも、相手の気持ちを考えるようなクセをつけましょう。
それだけで、相手の気持ちに寄り添った対応が出来るように徐々になっていくはずです。
相手のことを、より理解しようと努力して、相手に寄り添ったコミュニケーションを心掛けていきたいですね。
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